震災15年(令和8年3月4日)
3月11日が近づきますと、あの日のことを思い起こします。東日本大震災から十五年という歳月が流れました。長い年月のようでありながら、被災された方々にとっては、決して区切りのつくものではないことと存じます。
宮城や福島の地では、今もなお復興への歩みが続いております。
また、令和四年三月の地震では、東北の各地が再び大きく揺れました。当山におきましても山門などが損傷し、安全を考慮のうえ、やむなく解体せざるを得ませんでした。長年、皆さまと共に歳月を重ねてまいりました山門を失ったことは、誠に寂しい出来事でございました。
しかしその一方で、多くの檀信徒の皆さまより温かいお心寄せを賜り、現在は山門再興に向けて工事を進めております。あらためて、人と人とのご縁に支えられていることのありがたさを、深く実感しております。
仏教では「生者必滅、会者定離」と申します。形あるものは、いつか失われます。しかし、そこに込められた思い、ご縁までもが消えてしまうわけではありません。震災で亡くなられた方々も、またこれまで寺を見守ってきた山門も、私たちの心の中に確かに生き続けております。
3月11日は、悲しみを思い返す日であるとともに、いのちの尊さとご縁のありがたさを、あらためて胸に刻む日でもあります。今を生かされている私たちが、互いに気遣い合い、支え合いながら日々を重ねていくことこそが、何よりの供養となるのではないでしょうか。
震災およびその後の災害で亡くなられたすべての方々に、心より哀悼の意を表しますとともに、皆さまの毎日が穏やかでありますよう、共に祈りを捧げてまいりましょう。春の光に、少しずつぬくもりを感じる頃となりました。
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